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イシューの見つけかた

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アイデアの起点となる、n=1の身近な問題から社会課題まで、企業/ブランドが取り組む“イシュー”を見つけるコツ
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世の不満を“言語化”しやすくするフレーム「鬱憤構文」

世の不満を“言語化”しやすくするフレーム「鬱憤構文」

「企業やブランドが世の中から信頼を得るために、問題を解決することが重要」とはさまざまな場面で語り尽くされていますが、その「問題を探して具体的に設定すること」自体が難しいと思ったことはありませんか? 

今回は、世の中に存在する(けど、まだその問題自体に名前が付けられていたり、広く認識されているわけではない)個々人が感じる鬱憤(うっぷん)や不満、違和感などを文章に当てはめることで問題を見つけやすくす

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年間250件のSNS分析をする私が「鬱憤」の投稿を追いかける理由

年間250件のSNS分析をする私が「鬱憤」の投稿を追いかける理由

 企業やブランドが信頼を得るためには、「生活者の課題=イシュー(※)」に向き合い、これを解決していくことが重要ですが、そのためにはまず、ブランドが取り組むべきイシューを探さなければなりません。

 今回は、このイシューを効率よく見つけるソーシャルメディアの分析手法「ソーシャルハンティング」と、生活者の投稿に表出する「鬱憤」に注目し、狙い撃ちで検索していくアプローチ「WARPATH」についてご紹介し

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“思いつき”のアイデアから脱却する「なるほど!イシュー」の見つけ方

“思いつき”のアイデアから脱却する「なるほど!イシュー」の見つけ方

日々さまざまなPR事例を見聞きしていると、「その手があったか…!」と思わず膝を打つような、「世の中の困り事を解決するアイデア」や、これまでの意識や行動ががらりと変わってしまうような、「多くの人にシェアされ、社会に広がる『新常識』を生み出すアイデア」に出合うことがあります。

こうしたアイデアは、「単なる思い付き」ではなかなかたどりつけません。

私たちも、アイデアを出し続けることに日々苦悩していま

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