「急にブレストに呼ばれたけど、どうしよう…!」
「自由にアイデアを出してって言われても、思いつかない…」
ブレストを前に緊張してしまったり、苦手意識を持っていたりする方に向けて、アイデア出しのヒントを考える連載「アイデアの広げ方 ブレスト60分」。
PRX StudioQのメンバー4人が一つのテーマに対し60分間ブレストを行い、その様子を紹介しながらアイデア出しのポイントをお伝えする記事です。
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第3回のテーマは、
「子どもの運動会、参加する親のケガを減らすには?」。
ブレストの前に、参加者メンバー簡単な紹介です。
メンバー紹介
STEP0:前提知識の整理(10分)
テーマについての事前知識も、メンバーで確認しました。
下図は「子どもの運動会への参加経験や、競技に出場した際の転倒・ケガの経験など」について、オムロンヘルスケア株式会社が父親を対象に実施したアンケート調査の結果です(※)。
こちらの調査は「父親」を対象にしていますが、父親に限らず競技に出場したことのある全ての保護者にとって、近しい実態はありそうです。
運動会シーズンになると親世代の外来が増える、といった報道もありました。
STEP01:イシューの設定「なぜケガをしてしまうの?」(20分)
調査結果を参照しながら、自分や周囲の経験も踏まえて、なぜケガをしてしまうのかディスカッションし、問題(イシュー)の仮説を立てました。
準備運動、する気になれない?
大人になると「ケガ」がひとごとに?
無理していいところを見せようとしてしまう?
STEP02:それぞれのイシューを解決するためのアイデアは?(30分)
課題を整理したところで、ここからはアイデアを広げていきます。
アイデア01 「運動会の保護者専用」ランステ―ション
アイデア02 ワンデイ運動会保険
アイデア03 こども審判リレー
ここで時間が来たので、ブレスト終了~!
アイデア出しのポイント
最後に、ブレストで意識していたことをそれぞれに聞いていきます。
ポイント❶:当事者になり切ってみることも、当事者以外の視点も両方大切
ポイント❷:誰かが出したアイデアに“乗っかる”
ポイント❸:雑談からアイデアが生まれることも!
まとめ
当事者の視点だけでなく、その周囲の視点で考えてみたり、時には関係のないように思える雑談からもアイデアが生まれたりするものです。
ブレストの進め方やアイデア出しの方法に正解はありません。一つの参考にしていただけたら幸いです。
PRX Studio Q (電通PRコンサルティング)では、企業やブランドのPR戦略立案から企画、実行までをワンストップで対応いたします。PRスキルアップセミナーやアイデア発想ワークショップなども実施しています。ご要望に合わせて柔軟に対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。