PRX Studio Q|PR / 広報の情報発信中

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電通PRコンサルティングのプランニング専門チーム「PRX Studio Q」の公式noteです。 私たちが大事にしていることや、独自のメソッドなどについて発信します。 ▶公式サイト https://prx-studio-q.com/

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【完全解説版】情報価値を高めるメソッド「PR IMPAKT®️」

「プレスリリースを出してもなかなかニュースにならない…」 「企業活動をメディアに取り上げてもらうにはどんな“切り口”が…」 広報・PRに関わる方は、そんな悩みにぶつかることもあるのではないでしょうか。 そんなとき「メディアがどのような報道をしているか」を分析することは、「どんな情報発信をしたら、ニュースとして取り上げてもらえるか」を把握することでもあります。 今回は、企業活動やコミュニケーションにおいて、情報設計の際に活用できる6つのポイント「PR IMPAKT®️」を

    • 企業ショート動画で見たいのは「たのしめる」VS「ためになる」どっち?

      「企業のショート動画(※1)」と聞くと、どんなイメージが湧きますか? 商品やサービスの紹介、専門テーマの解説、ノウハウ公開、社長や社員のダンス動画など、さまざまな印象があると思います。コンテンツの幅も広がる中、企業ショート動画を制作する立場になったら、どんな内容なら見てもらえるのか迷う方もいるのではないでしょうか。 こんにちは、PRコンサルタント/ビデオグラファーの関です。自分自身でも映像制作をする傍ら、企業/ブランドが運用するショート動画の戦略立案や制作をサポートしてい

      • X投稿3,000件超を分析|企業の『ポジバズ』が起きる5つの衝動とは

        ソーシャルメディアでは、毎日さまざまな「バズ(※1)」が生み出されています。 不祥事や誤投稿のほか、人によって意見が分かれやすいセンシティブな話題に関する投稿は、批判的なコメント・誹謗中傷が寄せられやすく、「炎上」つまり「ネガティブなバズ」という形で拡散されることもあります。 一方で、決してネガティブなものばかりでなく、好意的なコメントが寄せられて起きる「ポジティブなバズ」も多く生まれています。そして、そんな“ポジバズ”の発端が、企業/ブランドの取り組みであることも少なく

        • 【カンヌライオンズ2023】元日本代表がPR視点で5事例について解説!

          今年7月に開催された、世界最大のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」。 カンヌライオンズで紹介される、鮮やかなアイデアやタブーに切り込むコミュニケーションは、つい「遠い国のこと…」と考えてしまいがちですが、こうした事例の中にも、あらゆるPRパーソンが日常的に生かせる、プランニングのヒントが多くあります。 森光の昨年の解説記事は、こちら。 「CORE IDEA」のフレームで5事例を解説「CORE IDEA」とは生活者が抱える

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        • カンヌライオンズ解説
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        • アイデアのつくりかた
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        • リスクマネジメント
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        • PRとは?
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        • 企画の振り返りかた〔KPI〕
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          調査PRとは【基礎編】|ファクト発掘でWHYとNEWを強化する

          PRにはさまざまな手法がありますが、「調査PR」といわれると、皆さんはどんなものをイメージするでしょうか? このように、「調査PR」とは一般的に、企業/ブランドの商品やサービスに関連する生活者の傾向や社会の潮流について調査を実施し、その結果を活用したコミュニケーションを行ったり、その商品やサービスが解決したい世の中の問題を提起したりするPR手法の一つです。 調査結果の内容が驚きや共感を生む場合、その数字自体がニュースで取り上げられ、ソーシャルメディアでもシェアされ、大きな

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          “非財務情報”のニュースになりやすいポイントは?PR IMPAKT®で発信のコツを解説!

           近年、企業を取り巻く環境が変化し、ESG、SDGs、人的資本をはじめとした非財務領域への注目が高まってきています。 電通PRコンサルティング内のシンクタンク「企業広報戦略研究所(C.S.I.)」が2022年に生活者1万人を対象に行った調査でも、企業に魅力を感じるポイントは、社長や社員などの「人的魅力」が最も高くなっています。 中長期的に未来を見据え、企業の価値や魅力を向上させていくためには、財務情報に加え、非財務情報を含めた幅広い情報発信が大切であることが分かります。

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          “思いつき”のアイデアから脱却する「なるほど!イシュー」の見つけ方

          日々さまざまなPR事例を見聞きしていると、「その手があったか…!」と思わず膝を打つような、「世の中の困り事を解決するアイデア」や、これまでの意識や行動ががらりと変わってしまうような、「多くの人にシェアされ、社会に広がる『新常識』を生み出すアイデア」に出合うことがあります。 こうしたアイデアは、「単なる思い付き」ではなかなかたどりつけません。 私たちも、アイデアを出し続けることに日々苦悩しています。一方で、世界中の事例を見ていく中で、優れたアイデアがどうやって生まれているの

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          「KPIピラミッド」|PR/広報の効果を6つの視点で可視化してみよう

          PR/広報の効果は、商品の売り上げなど分かりやすい数字で測れない場合があったり、他のコミュニケーションとの融合で単体の効果を示しにくかったりと、 「社内で費用対効果を明確にしづらく、PR/広報活動の予算が取りにくい…」という声を聞くことが、少なくありません。 定量的な効果測定をする場合には、「メディアにどれだけ取り上げられたか」がひとつの基準になることもありますが、報道はいわゆる「生モノ」。 その日に起きたさまざまな事象によって、ニューストピックの優先順位が突然入れ替わり

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          ソーシャルメディアで思わずシェアしたくなる!「隠しネタ」10選

          生活者の情報収集のツールとして、ソーシャルメディアが主流となっている今、企業/ブランドの情報発信においても、ますますソーシャルメディアが活用されています。 企業/ブランドの発信が多くの人に拡散され、「ソーシャルメディアで話題」という切り口でニュースになっているのもよく目にします。 一方で、企業/ブランドのソーシャルメディア公式アカウントは数えきれないほどあり、せっかく情報を発信しても埋もれてしまったり、読み飛ばされてしまったり…ということもありますよね。 私たちのチーム

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          PRの情報収集術|プランニングに役立つ5つのヒント【基礎編】

          企業/ブランドのコミュニケーションやPRのプランニングに取り組むときに、「なかなかアイデアが思い付かない…」ということ、あるのではないでしょうか。 アイデアはゼロから考えるものだと思われがちですが、 アメリカの実業家ジェームズ・W・ヤングが、ロングセラーとなった自著『アイデアのつくり方』の中でも述べているように、アイデアは「既存の要素の新しい形での組み合わせ」だともいわれています。 料理を作るときに例えるなら、「既存の情報」が「具材(野菜、肉、卵、調味料…)」で、「組み合

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          「統合広報」とは? 企業価値を多面的に向上させる“ESG時代の広報戦略”

          「自社のアセットや取り組み実績は多数あるものの、世の中にうまく伝わっていない気がする…」 「各ステークホルダーに対して、そもそもどのような広報ネタを作るべきか分からない…」 企業/ブランドの広報担当者から、こんな悩みをよく聞きます。 また、社内で、 ・消費者には事業部/マーケティング部 ・投資家/株主にはIR ・社員には人事/総務… といったように、ステークホルダーごとに広報機能が分散していたり、逆に広報業務が少人数に全て集中してリソースが足りなかったりと、目の前の対応

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          情報発信は「モーメント」が大事。365日のうち「いつ」が最適?

          日常生活の中で、「とき(時)」を意識する場面はありますよね。ときは「タイミング」や「モーメント(瞬間)」とも呼ばれます。 例えば、バレンタインデーに、「このタイミングで好きな人に気持ちを伝えよう」とか、同僚に何か相談をするとき、「今は別のことが忙しそうだからタイミング見て、後にしよう」など。自分が何かを伝えたいときに、相手に一番伝えやすい/伝わりやすい瞬間(モーメント)はいつか?を考えて行動することは多いはずです。 他にも、春の卒業シーズンに懐かしい曲を聴きたくなったり、

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          メディアリレーションズで目指す「理解関係」とは?|PRの先輩に聞いてみました

          企業/ブランドのPR・広報担当者にとって、多忙を極める記者・編集者・ディレクターに話を聞いてもらったり、関係を築いたりすることは、ハードルの高い仕事の一つではないでしょうか。コロナ禍で、さらに難しくなった…という声もよく聞きます。 メディアにお話を聞くと、毎日たくさんのプレスリリースが届いたり情報提供があったりする中で、「なかなか全てに目を留め、耳を傾けることは難しい」といいます。 そこで重要となってくるのが「メディアリレーションズ」。 PR・広報担当者が、メディアに「

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          「PR」ってなに?|「アピール」でも「#PR」でもない“PRの本質”を考える【基礎編】

          みなさんは「PR」と聞くと、どんなことをイメージしますか? ・就職面接などで聞かれる、自己PRのこと? ・テレビの情報番組で新商品が紹介されること? ・インフルエンサーが商品についてソーシャルメディアに投稿すること? 人によってさまざまだと思いますが、これらのイメージはいずれもPRの“本質的な意味”とは異なると考えています。いわゆる「自己PR」は多くの場合、一方向的な「アピール」の意味として使われており、テレビやインフルエンサーに紹介されることは、あくまでPRの手法/戦術

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          ”世の中の問題発掘”に役立つ「鬱憤構文カード」できました

          企業/ブランドがステークホルダーとより良い関係をつくるためには、ステークホルダーが抱いている「イシュー(問題)」に着目し、その解決につながるような取り組みを行うことは大事なポイントです。 生活者視点のイシューを探す方法は、さまざまあります。例えば、アンケートやインタビューを実施したり、問い合わせ窓口に直接寄せられた声を参考にしたり、ソーシャルメディアの投稿を調べたり…。 私たちのチームの場合は、ソーシャルメディア上の一人一人の投稿からイシューの芽を探す「ソーシャルハンティ

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          テレビの画づくりは「4つの”え”」がポイント|画・映・得・え!?

          テレビなど映像メディアの業界では、よく「“画(え)づくり”が大事」という言葉が聞かれます。PR・広報担当者の皆さんの中にも、「よく耳にはするけど、“画づくり”って実際どういうことなの?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。 例えば、寒い日にテレビをつけると、一面雪化粧の街を背景に、肩に雪を積もらせたリポーターが声を張り上げながら様子を伝えていたり、暑い日には、熱くなった地面に現れる陽炎や汗を拭って歩く人の様子が流れたりしますよね。 映像のニュースには、「積雪〇センチ

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