PRX Studio Q|PR / 広報の情報発信中

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PRX Studio Q|PR / 広報の情報発信中

電通PRコンサルティングのプランニングチーム「PRX Studio Q」の公式noteです。 私たちが大事にしていることや、独自のメソッドなどについて発信します。 ▶公式サイト https://prx-studio-q.com/

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マガジン

「PR」のキホン

「PR」についての基礎知識・考え方

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企画段階から「PR思考」を!メディア視点のフレームワーク「C+PESO」とは

 情報が溢れかえる現代、生活者が自ら得たい情報を能動的に取捨選択する中で、単に製品やサービスを伝えるだけの広告では、ますますメッセージが届きにくくなっています。こうした状況下で、企業やブランドが伝えたい情報を、生活者が知りたいと思う情報に変えて届けるには、ターゲット(=直接的な消費者)視点を知り、その関心に合わせた情報発信が必要です。  さらに、ターゲットの意識変化を後押ししたり、将来的なターゲットを増やしたりするためには、あらゆるステークホルダーを含む社会全体と合意形成をす

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選択の自由が生活者にある時代、選ばれ続けるためのPRとは

記事のポイント: ・PRとは、社会の問題や課題(=問題的状況)を解決して、あらゆるステークホルダー(=他者)からの承認を得ること。 ・戦後復興期の1950年代と、コロナ禍を経験した今は、経営者や実務家(PRプランナー)が「PRとは何か」を暗中模索しているという点で共通している。 ・昨今は、企業と他者の関係性において、他者側に選択の自由がある時代。容易に関係を絶たれやすいからこそ、組織は承認や信頼を得続けなければいけない。そのためにPRが有効である。  そもそも「PR」とは何

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「PR」ってなに?|「アピール」でも「#PR」でもない“PRの本質”を考える【基礎編】

みなさんは「PR」と聞くと、どんなことをイメージしますか? ・就職面接などで聞かれる、自己PRのこと? ・テレビの情報番組で新商品が紹介されること? ・インフルエンサーが商品についてソーシャルメディアに投稿すること? 人によってさまざまだと思いますが、これらのイメージはいずれもPRの“本質的な意味”とは異なると考えています。いわゆる「自己PR」は多くの場合、一方向的な「アピール」の意味として使われており、テレビやインフルエンサーに紹介されることは、あくまでPRの手法/戦術

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リスクマネジメント

危機管理広報におけるポイント

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企業の「謝罪会見」はリアル?オンライン? コロナで変わった危機管理広報

新しい1年が始まりました。 「withコロナ」という言葉もあまり耳にしなくなるほど、「新型コロナウイルス感染症」への対策をしながらの生活が日常になった2022年が終わり、今年はどのような1年になるのか、楽しみです。寒さが苦手なので、まずは早く春が来てほしいところですが… こんにちは、危機管理広報コンサルタントの小野です。 危機管理広報ではなかなか「2023年こうなる」という予想は難しいので、昨年を振り返りつつ、「コロナ禍」を経て危機管理広報に変化はあったのか、を考えてみたい

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その表現、ステレオタイプになっていない?「感情リスク」を事前チェックしよう

企業やブランドのレピュテーション(評判)の毀損につながる「炎上」。商品・サービスの過失、役職員の「不適切な発言」など炎上につながるリスクは数多くありますが、中でも今、広報担当者が神経をとがらせているのは、広告などを通じて行う情報発信ではないでしょうか? 例えば新商品のキャンペーンで、テキストや写真、文字の色まで細部にわたってこだわり、時間もお金もかけて世に出したのに「炎上」で取り下げに――。関係者には後悔ばかりが残る結果です。こうした炎上の背景に「ステレオタイプ」(固定観

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治部れんげさんと考える PRパーソンのジェンダーコミュニケーション

 2021年に世界経済フォーラムが公表したジェンダーギャップ指数で、156カ国中120位、G7で最下位と低迷している日本。PR領域でもジェンダーギャップを解決すべく、コミュニケーションに取り組む企業が増加している一方、その表現が批判を招き、「炎上」へと発展してしまう事態が起きています。企業がいったん炎上してしまうと、ブランド毀損を招くのはもちろんのこと、組織のリソースを割かなければならなかったり、従業員のモチベーション低下につながったりするなどのリスクが生じます。  リスク

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SNSで「独り歩き」する組織の評判をマネジメントするには?

 組織や企業がサステナブルに成長していくためには、第三者からの「レピュテーション(評価)」を把握し、マネジメント(管理)することが必要ですが、情報流通の構造が複雑化した今日、それは簡単なことではありません。生活者一人一人のイメージや印象が、ソーシャルメディアで次々と拡散され“独り歩き”してしまう時代に、”第三者にいかに語られるか”という「PR視点」がレピュテーションマネジメントにも非常に有効です。 「株主資本主義」から「ステークホルダー資本主義」へ  こんにちは、PRX

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イシューの見つけかた

アイデアの起点となる、n=1の身近な問題から社会課題まで、企業/ブランドが取り組む“イシュー”を見つけるコツ

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自転車ユーザーのヘルメット着用率を上げるには?|ブレストのコツ

企画を考えるとき、そのテーマに関するアイデアの種を探すため、まずは「ブレスト(ブレーンストーミング)」で自由に意見やアイデアを出し合う、ということがよくありますよね。 一方で、 「急にブレストに呼ばれたけど、どうしよう…!」 「自由にアイデアを出してって言われても、思いつかない…」 と緊張してしまったり、悩んでしまったりする方もいるのではないでしょうか。 そんなときのヒントを考えるため、一つのテーマを設定し60分間のブレストを行いました。 テーマは、「自転車ユーザーのヘル

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世の不満を“言語化”しやすくするフレーム「鬱憤構文」

「企業やブランドが世の中から信頼を得るために、問題を解決することが重要」とはさまざまな場面で語り尽くされていますが、その「問題を探して具体的に設定すること」自体が難しいと思ったことはありませんか? 今回は、世の中に存在する(けど、まだその問題自体に名前が付けられていたり、広く認識されているわけではない)個々人が感じる鬱憤(うっぷん)や不満、違和感などを文章に当てはめることで問題を見つけやすくする「鬱憤構文」というフレームを紹介します。 問題発見を手助けする「鬱憤構文

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年間250件のSNS分析をする私が「鬱憤」の投稿を追いかける理由

 企業やブランドが信頼を得るためには、「生活者の課題=イシュー(※)」に向き合い、これを解決していくことが重要ですが、そのためにはまず、ブランドが取り組むべきイシューを探さなければなりません。  今回は、このイシューを効率よく見つけるソーシャルメディアの分析手法「ソーシャルハンティング」と、生活者の投稿に表出する「鬱憤」に注目し、狙い撃ちで検索していくアプローチ「WARPATH」についてご紹介します。  (発見したイシューをアイデアに転換する発想の「8つのコツ」については

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“思いつき”のアイデアから脱却する「なるほど!イシュー」の見つけ方

日々さまざまなPR事例を見聞きしていると、「その手があったか…!」と思わず膝を打つような、「世の中の困り事を解決するアイデア」や、これまでの意識や行動ががらりと変わってしまうような、「多くの人にシェアされ、社会に広がる『新常識』を生み出すアイデア」に出合うことがあります。 こうしたアイデアは、「単なる思い付き」ではなかなかたどりつけません。 私たちも、アイデアを出し続けることに日々苦悩しています。一方で、世界中の事例を見ていく中で、優れたアイデアがどうやって生まれているの

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アイデアのつくりかた

アイデアを発想するためのコツや、今日から使えるメソッド

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自転車ユーザーのヘルメット着用率を上げるには?|ブレストのコツ

企画を考えるとき、そのテーマに関するアイデアの種を探すため、まずは「ブレスト(ブレーンストーミング)」で自由に意見やアイデアを出し合う、ということがよくありますよね。 一方で、 「急にブレストに呼ばれたけど、どうしよう…!」 「自由にアイデアを出してって言われても、思いつかない…」 と緊張してしまったり、悩んでしまったりする方もいるのではないでしょうか。 そんなときのヒントを考えるため、一つのテーマを設定し60分間のブレストを行いました。 テーマは、「自転車ユーザーのヘル

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「社会課題」の見え方がぐるりと変わる。小国士朗さんと考えるPRとクリエイティビティ

近年、企業/ブランドがさまざまな「社会課題」に着目して、その解決に向けて取り組む動きも活発になっています。一方で、社会課題というと、そもそもテーマとして重たいと感じたり、アクションを起こすのに慎重になったりするもの。 そんな社会課題への向き合い方のヒントを、今年3月に書籍『笑える革命 ――笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説』を出版され、「注文をまちがえる料理店」「deleteC」「丸の内15丁目プロジェクト」をはじめ多数のプロジェクトを手がけら

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社外に情報発信できるネタがない…と思ったときに役立つ10のヒント

自社商品/サービスの魅力を伝えるために、社外に継続的に情報発信を行うことは、広報・PR担当者の重要な活動のひとつです。新商品や新サービスが出るタイミングでは情報も豊富にありますが、毎日新発売の情報があるわけではありません。発信できる情報がなく、コミュニケーションの機会をつくれずに悩むこともあるでしょう。 そんな「社外向けに情報発信できるネタがない…」と悩んだとき、社内からネタ元を見つける視点をまとめました。今回は初回版として、BtoC・BtoB企業を問わず様々な企業で活用可

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日本代表に選ばれたPRプランナーの「無意識を意識する」プランニング術

 世界最大の広告・PRクリエーティブの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」の、30歳以下を対象とした「ヤングライオンズ・コンペティション(以下、ヤングカンヌ)」PR部門の国内予選で、PRX Studio Qの佐藤佑紀が最高賞を受賞しました。  「先進国の孤独を解決するためのグローバルキャンペーン」という出題テーマに対し、孤独を抱える人と、抱えていない人の双方を巻き込むべく、大手家具メーカーの製品に、孤独を解決する「家具の組み立て説明書」をつけると

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カンヌライオンズ解説

カンヌライオンズの受賞事例を、ヤングカンヌ2022日本代表の森光が解説

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【カンヌライオンズ2023】元日本代表がPR視点で5事例について解説!

今年7月に開催された、世界最大のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」。 カンヌライオンズで紹介される、鮮やかなアイデアやタブーに切り込むコミュニケーションは、つい「遠い国のこと…」と考えてしまいがちですが、こうした事例の中にも、あらゆるPRパーソンが日常的に生かせる、プランニングのヒントが多くあります。 森光の昨年の解説記事は、こちら。 「CORE IDEA」のフレームで5事例を解説「CORE IDEA」とは生活者が抱える

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日本代表の2人が見た世界のクリエイティビティと6つのキーワード【カンヌライオンズ2022】

3年ぶりにリアルで開催された、世界最大のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」。ヤングカンヌ PR部門国内代表の佐藤佑紀・森光菜子ペアがカンヌ現地に赴きました。 「改めて、PRって面白い!」(佐藤)、「クリエイティブの力をビシビシ感じた」(森光) 2人が目にした6つの世界のクリエイティビティトレンドと合わせて、受賞キャンペーンをレポートします! 今年の6つのキーワード3年ぶりのリアル開催となったカンヌライオンズ参加者が口々に話し

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日本代表の2人が徹底的にひも解いてみたソーシャルイシューからアイデアへのアプローチ法「COREIDEA」で見る6事例【カンヌライオンズ2022】

前回の記事では、世界最大のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」の今年の傾向を6つのキーワードで解説しました。 ここからは、PR部門以外も含めて特に引き付けられた6キャンペーンを、イシューからアイデアへ発展させるアプローチ「CORE IDEA」の視点で、ヤングカンヌ PR部門国内代表の佐藤佑紀・森光菜子が大解剖していきます! (CORE IDEAについてはこちら → https://note.prx-studio-q.com/n

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