PRX Studio Q|PR / 広報の情報発信中

電通PRコンサルティングのプランニングチーム「PRX Studio Q」の公式noteです。 私たちが大事にしていることや、独自のメソッドなどを発信します。 https://prx-studio-q.com/

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マガジン

カンヌライオンズ解説

カンヌライオンズの受賞事例を、ヤングカンヌ2022日本代表の森光が解説

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【元日本代表が勝手に解説!カンヌライオンズ2024】PR部門受賞作品の「ある共通点」って⁉

今年6月にフランスのカンヌで開催された、世界最大のクリエイティビティの祭典「Cannes Lions International Festival of Creativity 2024(カンヌライオンズ2024)」。 先日の記事では、PR部門グランプリ施策について速報的に解説しました。 今回の記事では、広報/PR担当者が、カンヌライオンズの受賞施策を「すごい!」で終わらせず、日常業務のプランニングに生かすことのできるヒントを見つけるために、グランプリ施策に限らず、受賞施策

【カンヌライオンズ2023】元日本代表がPR視点で5事例について解説!

今年7月に開催された、世界最大のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」。 カンヌライオンズで紹介される、鮮やかなアイデアやタブーに切り込むコミュニケーションは、つい「遠い国のこと…」と考えてしまいがちですが、こうした事例の中にも、あらゆるPRパーソンが日常的に生かせる、プランニングのヒントが多くあります。 森光の昨年の解説記事は、こちら。 「CORE IDEA」のフレームで5事例を解説「CORE IDEA」とは生活者が抱える

日本代表の2人が見た世界のクリエイティビティと6つのキーワード【カンヌライオンズ2022】

3年ぶりにリアルで開催された、世界最大のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」。ヤングカンヌ PR部門国内代表の佐藤佑紀・森光菜子ペアがカンヌ現地に赴きました。 「改めて、PRって面白い!」(佐藤)、「クリエイティブの力をビシビシ感じた」(森光) 2人が目にした6つの世界のクリエイティビティトレンドと合わせて、受賞キャンペーンをレポートします! 今年の6つのキーワード3年ぶりのリアル開催となったカンヌライオンズ参加者が口々に話し

日本代表の2人が徹底的にひも解いてみたソーシャルイシューからアイデアへのアプローチ法「COREIDEA」で見る6事例【カンヌライオンズ2022】

前回の記事では、世界最大のクリエイティビティの祭典「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」の今年の傾向を6つのキーワードで解説しました。 ここからは、PR部門以外も含めて特に引き付けられた6キャンペーンを、イシューからアイデアへ発展させるアプローチ「CORE IDEA」の視点で、ヤングカンヌ PR部門国内代表の佐藤佑紀・森光菜子が大解剖していきます! (CORE IDEAについてはこちら → https://note.prx-studio-q.com/n

アイデアをつくる。

アイデアを発想するためのコツや、今日から使えるメソッドなど。

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社内の“ざんねんネタ”をポジティブに変身させて情報発信!7つのヒント

自社の商品やサービス、取り組みを伝えるために、ソーシャルメディアのアカウントやオウンドメディアなどで継続的に情報発信していくことは、広報/PRとしても大事なアクションです。一方で継続的な発信に加え、発信する情報のネタ探しに頭を悩ませることもあるでしょう。 今回は、社外への情報発信ネタ〈第2弾〉として、一見ネガティブに思えるような「社内の”ざんねんネタ”」を、ポジティブな情報発信に変えるヒントを紹介します。(▼第1弾のnoteはこちら) 「眠れる資産」を掘り起こそう!社内に

自転車ユーザーのヘルメット着用率を上げるには?|ブレストのコツ

企画を考えるとき、そのテーマに関するアイデアの種を探すため、まずは「ブレスト(ブレーンストーミング)」で自由に意見やアイデアを出し合う、ということがよくありますよね。 一方で、 「急にブレストに呼ばれたけど、どうしよう…!」 「自由にアイデアを出してって言われても、思いつかない…」 と緊張してしまったり、悩んでしまったりする方もいるのではないでしょうか。 そんなときのヒントを考えるため、一つのテーマを設定し60分間のブレストを行いました。 テーマは、「自転車ユーザーのヘル

「社会課題」の見え方がぐるりと変わる。小国士朗さんと考えるPRとクリエイティビティ

近年、企業/ブランドがさまざまな「社会課題」に着目して、その解決に向けて取り組む動きも活発になっています。一方で、社会課題というと、そもそもテーマとして重たいと感じたり、アクションを起こすのに慎重になったりするもの。 そんな社会課題への向き合い方のヒントを、今年3月に書籍『笑える革命 ――笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説』を出版され、「注文をまちがえる料理店」「deleteC」「丸の内15丁目プロジェクト」をはじめ多数のプロジェクトを手がけら

社外に情報発信できるネタがない…と思ったときに役立つ10のヒント

自社商品/サービスの魅力を伝えるために、社外に継続的に情報発信を行うことは、広報・PR担当者の重要な活動のひとつです。新商品や新サービスが出るタイミングでは情報も豊富にありますが、毎日新発売の情報があるわけではありません。発信できる情報がなく、コミュニケーションの機会をつくれずに悩むこともあるでしょう。 そんな「社外向けに情報発信できるネタがない…」と悩んだとき、社内からネタ元を見つける視点をまとめました。今回は初回版として、BtoC・BtoB企業を問わず様々な企業で活用可

メディアリレーションズ

メディアに関心を持ってもらう工夫や発信のコツ

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広報・PRの基礎知識「メディアリレーションズ手法」~メディアの方に情報を届ける手法~

この春からPR会社に就職した、異動で広報・PRに携わることになった、転職で広報としてのキャリアを新たにスタートした、 “ひとり広報”で手探り…という方もいるのではないでしょうか。  以前、本noteの記事で、企業やブランドと世の中をマッチングさせていく情報のつくり方「PR思考」についてご紹介しました。今回は、報道機関や記者の方への情報の届け方「メディアリレーションズ」の手法について、知っておきたい基礎的な用語を解説します。  こんにちは、PRコンサルタントの大森です。ここ

さまざまな受け手に寄り添った語り口を探る「マルチコンテクスト」

友人と会話をするとき、相手の状況や関心、笑いのツボに合わせて話の切り口や話し方を変える方が、より相手に伝わりやすくなったり、自分の話に興味を持ってもらえたりすることがありますよね。 PR活動においても、同じようなことがいえます。企業やブランドの情報発信をする際に、さまざまな生活者やメディアの関心や興味から逆算して、どんな語り方をすると、ポジティブな反応をしてくれるかを考えていきます。この考え方を、私たちのチームでは「PR思考」と呼んでいます。 例えば、新商品の情報を出すと

「ファクトブック」は万能ツール。 “取材のきっかけ”から“社内情報の棚卸し”まで使い倒そう

PRに携わる方は「ファクトブック」、「ファクトシート」、「ファクトファイル」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。  商品や企業の取り組みについて、メディアに新しい情報を簡潔に伝える「プレスリリース」に対し、「ファクトブック(ファクトシート、ファクトファイルなども含む)」は、プレスリリースや企業活動・商品特徴を補完するファクト(事実)を多面的にまとめた資料を指します。 特にファクトブックは、 ・なぜその企業や商品の取り組みが生まれた背景となる課題や目標 ・企

メディアリレーションズで目指す「理解関係」とは?|PRの先輩に聞いてみました

企業/ブランドのPR・広報担当者にとって、多忙を極める記者・編集者・ディレクターに話を聞いてもらったり、関係を築いたりすることは、ハードルの高い仕事の一つではないでしょうか。コロナ禍で、さらに難しくなった…という声もよく聞きます。 メディアにお話を聞くと、毎日たくさんのプレスリリースが届いたり情報提供があったりする中で、「なかなか全てに目を留め、耳を傾けることは難しい」といいます。 そこで重要となってくるのが「メディアリレーションズ」。 PR・広報担当者が、メディアに「

PRアクションの「KPI」設定

PRにおけるKPI設定、企画の振り返りかた方のポイントなど

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PR効果測定で見えた“テレビならでは”の「ヒト起点」の魅力の伝わり方

企業や商品のコミュニケーション設計において、特にメディアプランニングでは効果の予測は必要不可欠です。しかし、「パブリシティ」(テレビ番組や新聞、Webメディアなどで企業や商品が取り上げられ紹介されること)においては、企業側が内容や尺をコントロールすることはできず、さらにCMを含む広告と比べて戦略に対する効果を測定することが難しいという面があります。 さらに「広告」と「パブリシティ」の効果の違いについても、明確にならずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、メディア

「KPIピラミッド」|PR/広報の効果を6つの視点で可視化してみよう

PR/広報の効果は、商品の売り上げなど分かりやすい数字で測れない場合があったり、他のコミュニケーションとの融合で単体の効果を示しにくかったりと、「社内で費用対効果を明確にしづらく、PR/広報活動の予算が取りにくい…」という声を聞くことが、少なくありません。 定量的な効果測定をする場合には、「メディアにどれだけ取り上げられたか」がひとつの基準になることもありますが、報道はいわゆる「生モノ」。 その日に起きたさまざまな事象によって、ニューストピックの優先順位が突然入れ替わり、

イシューを見つける。

アイデアの起点となる、n=1の身近な問題から社会課題まで、企業/ブランドが取り組む「イシュー」を見つけるコツ。

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自転車ユーザーのヘルメット着用率を上げるには?|ブレストのコツ

企画を考えるとき、そのテーマに関するアイデアの種を探すため、まずは「ブレスト(ブレーンストーミング)」で自由に意見やアイデアを出し合う、ということがよくありますよね。 一方で、 「急にブレストに呼ばれたけど、どうしよう…!」 「自由にアイデアを出してって言われても、思いつかない…」 と緊張してしまったり、悩んでしまったりする方もいるのではないでしょうか。 そんなときのヒントを考えるため、一つのテーマを設定し60分間のブレストを行いました。 テーマは、「自転車ユーザーのヘル

世の不満を“言語化”しやすくするフレーム「鬱憤構文」

「企業やブランドが世の中から信頼を得るために、問題を解決することが重要」とはさまざまな場面で語り尽くされていますが、その「問題を探して具体的に設定すること」自体が難しいと思ったことはありませんか?  今回は、世の中に存在する(けど、まだその問題自体に名前が付けられていたり、広く認識されているわけではない)個々人が感じる鬱憤(うっぷん)や不満、違和感などを文章に当てはめることで問題を見つけやすくする「鬱憤構文」というフレームを紹介します。   問題発見を手助けする「鬱憤構文

年間250件のSNS分析をする私が「鬱憤」の投稿を追いかける理由

 企業やブランドが信頼を得るためには、「生活者の課題=イシュー(※)」に向き合い、これを解決していくことが重要ですが、そのためにはまず、ブランドが取り組むべきイシューを探さなければなりません。  今回は、このイシューを効率よく見つけるソーシャルメディアの分析手法「ソーシャルハンティング」と、生活者の投稿に表出する「鬱憤」に注目し、狙い撃ちで検索していくアプローチ「WARPATH」についてご紹介します。  (発見したイシューをアイデアに転換する発想の「8つのコツ」については

“思いつき”のアイデアから脱却する「なるほど!イシュー」の見つけ方

日々さまざまなPR事例を見聞きしていると、「その手があったか…!」と思わず膝を打つような、「世の中の困り事を解決するアイデア」や、これまでの意識や行動ががらりと変わってしまうような、「多くの人にシェアされ、社会に広がる『新常識』を生み出すアイデア」に出合うことがあります。 こうしたアイデアは、「単なる思い付き」ではなかなかたどりつけません。 私たちも、アイデアを出し続けることに日々苦悩しています。一方で、世界中の事例を見ていく中で、優れたアイデアがどうやって生まれているの